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「ソウルの達人」への道
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ライトアップされた姿を見に、再度、雁鴨池に行く
2015年 01月 19日 (月) 08:46 | 編集
鶏林の前には綿花の畑がありました。

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そこから少し歩くとあるのが、瞻星台。

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新羅の善徳女王(在位632~647)の在位中に作られた、東洋最古の天文観測台です。花崗岩を加工した基壇の上に、27段の石段が円筒形に積み上げられ、さらにその上に長大石を「井」の字に重ねて作られ、天文観測ができるようになっているそうです。

真南の下から13段と15段の間に、四角形の出入り口があり、そこから内部に入ることができます。この出入口は梯子を使って上ることができるようになっています。

そこから先に歩くと、広場で親子が凧揚げをしています。

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そこで凧が売られています。

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そういえば、息子と凧揚げをしたことがなかった...

ちょうどこの辺りは、世界文化遺産の区域です。

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次に向かったのは、大陵苑。新羅時代初期のお墓が集まっています。

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20基あまりある古墳の中で、中央にあるのが味鄒王陵です。

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新羅時代第13代味鄒王(在位262~284)のお墓です。味鄒王は、鶏林で生まれた伝説のある金閼智の6代目の孫で、王となった最初の金氏です。

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その奥にあるのが、天馬塚です。

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5~6世紀に作られた王陵と推定されます。発掘調査の過程で金冠をはじめ11,500点余りの遺物が出土し、そのうち、白樺の皮で作られた天を翔る馬の図が描かれた障泥(泥除けのための馬具)が出土したことから、天馬塚と名付けられました。

この日は小学校の体験学習なのか、子どもたちが真剣にメモを取っていました。

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苑内は散策路が整備されており、ちょうどよいウォーキングコースになっているようです。

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古墳の向こうに夕日が沈んでいきます。

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大陵苑の向かいにはレンタサイクルがありました。近場を移動するには、自転車を借りるのが最も良いかもしれません。

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この近くにあったスタバも歴史的景観に配慮した建物となっています。

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10月までは緑色だった芝生も、今は茶色です。

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古墳が5基あるのですが、すべてをフレームの中に収めるのは難しいです。

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鶏林の上は高台になっていて、慶州月城の跡になります。

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新羅時代の宮殿の跡があったところで、地形が三日月のようになっているので、「月城」または「新月城」と呼ばれたそうです。

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場内には、朝鮮時代に作られた石氷庫が残っています。

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この石氷庫は、朝鮮時代の英祖14年(1738年)に作られた氷室です。

月城から夕焼けが見えます。

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その反対方向である、雁鴨池の方角には、月が上ってきました。

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ということで、再び雁鴨池へ。

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池越しにライトアップされた姿が美しいと聞き、昼に続いて、再度の訪問。ちなみに、入場券は一度外に出ると無効だと言われましたので、再度買わなければなりません。

その池越しの光景。

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背景が夕焼け空なので、まだ薄明かりがあります。これが、漆黒の空になるとどう映るのかと思い、池の周りを3周して、それぞれ写真を撮ってみました。

これが2周目。

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空にはうっすらと明かりがあるようです。

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次は3周目。

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かなり暗くなりました。

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真っ暗と言ってもいいんじゃないでしょうかね。

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この池の周りには、写真同好会の方々でしょうか、大型の一眼レフカメラを構えた方々がたくさんいて、いろんな角度から撮影していました。

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冬の時期は日が暮れるのが早いので、短い時間でいろいろな姿を見ることができて助かります。自分の中では、夕暮れ時の色合いが好きですね。

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欲を言えば、冬なのです亜Kら、雪帽子をかぶった絵を撮りたかったところです。この日は、春みたいな陽気で、汗をかきながら歩きました。

さて、今回の旅もそろそろ終わり。日曜日の夜は、KTXはほぼ満席です。ソウルを発つときに、インターネットで購入したはずのチケットが購入されていなく、とても焦りました。この日の昼に、スマホで確認しても満席。たまに、空席が出て予約してもタイミングが遅かったのかいつも途中で決済できない。そんな状況を何度も繰り返し、ようやくKTXのチケットを購入することができました。

雁鴨池から新慶州駅までは、雁鴨池前で客待ちをしているタクシーに乗っていきました。結構料金がかさみ、2万ウォン以上したでしょうか。

KTXは前後のピッチが狭く、ムグンファ号のほうがゆったりしているようです。ソウルまではずっと眠っていき、家に着いたのは24時前。こんな感じで、今年の長い年末年始の休みは終わったのです。


by aero-K


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慶州では、新羅時代の栄華に想いをはせる
2015年 01月 18日 (日) 08:07 | 編集
お昼ごろに慶州に到着しました。

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慶州駅を駅構内から見ると漢字の駅名表記。

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外からは、ハングル表記。

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この違いはなんだ?

今回の慶州訪問の目的は、慶州の真ん中を見るためです。ほとんど歩いて移動できる範囲なので、歩きます。

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さすが、歴史的景観を保存している慶州。コーヒーショップも伝統的建築様式です。

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最初の向かったのは、ここ。

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まだ行ったことがなかったんです。2,000ウォンで入場券を買います。

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中に入ります。

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元々の名前は月池宮でしたが、朝鮮時代に廃墟になったこちらに雁と鴨が飛んで入って来るようになって、雁鴨池と呼ばれ始めたそうです。

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1975年に池の大掃除を兼ねた発掘調査で雁鴨池の全容がほぼ現われ、池の全体面積は4,700余坪で池の中に大きさが違う三つの島があって海の島を連想するようにし、樓閣がある西の方と南側護岸は直線、東と北護岸は曲線に造景されて絶妙の調和を成しているそうです。

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どこから見ても全体をひと目に眺めることができないような独特な方法で設計されたそうです。

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池に写る樓閣の姿が美しいのですが、池は凍っていました。

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夜のライトアップされた姿がきれいだと聞いたので、また夕方来ることとします。徒歩でも行けるモデルコースがありましたので、それに沿って行ってみました。

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次は、国立慶州博物館です。

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韓国では国立の博物館を無料としているのがすごい。なので、休日には、韓国人も多数博物館に来ています。

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ここでは、主に、電源を見つけてスマホの充電をします。それから、主だった展示物を見ます。

聖徳大王神鐘です。771年恵恭王の時に作られた梵鐘で奉徳寺鐘とも言います。統一新羅時代の梵鐘の模範といえる優れた傑作の聖徳大王神鐘は、当時の優秀な金属工芸技術を示しています。

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この薬師仏は仏国寺の阿弥陀仏、毘盧遮那仏と共に統一新羅時代を代表する金銅仏像に数えられる。8世紀後半のものと推定されます。両手は切断されてありません。

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ラッパ型の脚の上に長方形の板を置いて、その上に馬に乗った武士が座っています。馬の尻の部分に二つの角杯が左右対称に付着しています。慶州金鈴塚で出土した新羅の騎馬人物土器と比較される伽倻の騎馬人物土器で、当時の伽倻人の武装状態を示している貴重な資料だそうです。

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慶州松花山にある金庾信将軍墓斎室である金山斎に伝えられてきたものを1930年に博物館に移したそうです。現在、頭と両腕は破損して残っていませんが、椅子に座った姿勢で右足を左膝の上に上げた半跏思惟像であることがわかります。

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いろいろと見ていて、次の報告書が目に留まりました。

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日本統治時代の朝鮮総督部の報告書です。

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調査したのは日本人です。

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韓国ではまだ考古学が確立されていなかった頃でしょうから、日本の調査により、貴重な宝物が残っていてよかったと思います。

博物館の後に向かったのは、月精橋。

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歩いていると、立派な橋が見えてきました。

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ずっと行くと、なんと工事中。わたることはできません。

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ちなみに、この橋は統一新羅時代に築造された橋の遺構なのですが、復元工事中です。昔のものを昔の姿のままで残すことは難しいのでしょうが、こんなにきれいに色を塗られて復元されるのも興ざめです。それより、工事中で渡ることができないのなら、そのことをきちんと案内してほしいです。仕方がないから、その先の橋まで歩き、そこから見た月精橋。

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橋を渡るとあったのが、司馬所。

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朝鮮時代に科挙に合格した地域の生員と進士という両班に儒学を教えたり、政治について討論した建物だそうです。1592年の文禄の役で焼失し、1741年再建したそうです。保存状態があまりよくなく、荒れています。

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その向かいにあったのが、慶州校洞マウル。

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古い韓屋と新しい韓屋が混ざっています。

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新しい韓屋はきれいですが、

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古い韓屋は維持管理が大変そうです。

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そうかと思うと、人気レストランもあったりして、どこまでがマウルなのか、よくわかりません。

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この辺りは、慶州では有名な「金持ちの崔さん」のマウルで、 崔氏が慶州に定着したのは朝鮮中期頃。10代300年の間富裕だった家系で、富と名誉に満ちた名門家だそうです。その教えがこれ。

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それから行ったのが慶州郷校。しかし、誰だ、正門の前にドカンと車を置く不届き者は。

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横の入り口から入ります。

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大成殿は、孔子の位牌を奉安した建物です。

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ここで勉強したのでしょう。

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儒教の教えですね。

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郷校の奥は公園となっています。

古墳があります。

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この林の中に

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碑があります。

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この碑には、金閼智の誕生にまつわる記録が書かれているそうです。

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金閼智とは、慶州金氏の始祖です。新羅の脱解王の時代、瓠公がこの森で鶏の鳴き声を聞き、鳴き声のする方に行ってみると、金色の光を放つ椻のようなものが木にかかっていたため、そのことを王に告げました。王が森へ行き、その椻の蓋を開けてみると、なかから男の子が現れたそうです。そこから、この男の子に苗字を「金」、名前を「閼智(子どものこと)」とつけ、この森は「鶏林」と呼ばれるようになったそうです。

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ということで、まだまだあたりを歩きます。


by aero-K



慶州の街並みに日本時代の面影を探す
2014年 10月 17日 (金) 16:01 | 編集
さて、やってきたのは、慶州市内にある慶州文化館です。

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向かって左側の木は、1926年にスウェーデンの皇太子が訪問した時の記念植樹です。

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ここには、1798年当時の慶州城のジオラマが展示されていて、朝鮮時代の街並みはどのようであったかを知ることができます。

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また、手書きの絵も展示されています。「私が書いているんです」と、作家さんがいました。

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集慶殿は、朝鮮王朝の太祖、李成桂のご真影を祀ったところなんだそうです。

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ジオラマでは忠実に再現されています。

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また、別のコーナーには、1900年代初頭の写真が展示されています。当時の町の様子がよくわかります。そこには、初代朝鮮総督である寺内正毅が揮毫した額が置いてありました。

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この資料館の裏には、樹齢500年のイチョウの木がそびえ立っています。

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そして、慶州文化院のある交差点のこの店。

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今は、食堂ですが、日本統治時代は、ここには土産物屋があったそうです。というのは、当時、慶州には日本から旅行者が多く来たそうです。中には、修学旅行もあったようです。その土産物屋は、その後絵葉書を売り始め、たいして繁盛したそうです。

私たちは、日本統治時代は本町(ほんまち)通りと呼ばれたエリアを歩きます。

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車道の両側に、当時に写真が掲示されており、一つ一つ見て歩くと、かなり興味深い内容です。

これが、先ほどまでいた慶州文化院。その昔は、朝鮮総督府の博物館だったのです。それで、初代総督の額が残っていたのでしょう。

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今はない南門です。

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観光タクシーなんかもあったようです。

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日本人街だったとはいえ、当時の名残はありません。まれに、当時の日本家屋を改築した建物があります。

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こちらもそのようです。

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左のお店なんか、今年の夏に公開された映画のロケ地だったようです。

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当時の市場の活気が伝わってくるようです。

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銭湯もあったようです。

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そして、劇場も。

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スウェーデン皇太子が訪問された時の写真も残っています。

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そして、これが土産物屋の様子です。

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写真を一つ一つ見て歩くと時間がかかります。本町通りの終わりに来ました。

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そこを振り返ると、古墳が見えます。

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こちらの古墳の異様な形にはびっくり。

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古墳から木が生えているのです。

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私が古墳の写真を撮っているときに、先生方はカフェにいました。

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本町通りにあります。以前、先生がこの辺りを歩いていて、偶然に見つけたそうです。

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このカフェは、昔の日本家屋を改築して作っています。中庭に出ればわかります。

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美術館兼カフェになっています。

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韓国人女性の館長さんは、東京芸術大学を卒業。ご主人もアーティストです。

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日本で暮らしていた期間も長く、日本語もペラペラ。日本人旅行者にとっては、ちょっと喉が渇いた時に、気軽に寄れるカフェがあるのは便利です。

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日本通なだけあって、日本の本や、小物も飾っています。

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館長さんは、日中は、カルチャースクールも開いているそうです。美味しいカフェラテをいただきました。

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館長さんからいろいろとお話を聞いているところ、ご主人とお子様が戻られましたので、お暇しました。

そして、次は、そこから徒歩3分の中国伝統茶店です。

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ここのお店には、お坊さんがよく来られるそうです。

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店主が中国各地から集めた伝統茶がずらりと並んでいます。

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店主のお任せで、いくつかのお茶をいただきます。

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旅の終わりは、まったりとお茶を飲んで過ごします。

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時刻は17時を過ぎ、1人は高速バスで釜山に向かいます。そして、先生と私は、KTXに乗る為に新慶州駅に向かいます。

そして、先生は18時台、私は19時台のKTXでソウルへ向かいました。

今回の慶州旅行、普通の旅行ではあまり行かないところに行く内容でした。そして、訪れたところで、見て、説明を聞いて、感じて、今度また来たいと思う旅でした。

確かに、慶州は、新羅、朝鮮王朝、日本時代、現代と、4つの階層から成り立っており、それぞれに特色があるのだと思います。まだまだ知らないところがあります。近いうちにまた来ようと思って、ソウルへ戻ってきました。

慶州シリーズは、ひとまずこれで終了です。


by aero-K


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